通貨ペアの特徴



デイトレーダーは GBP/JPY   GBP/USD  EUR/USD といった通貨ペアをよく使います。

その理由は、変動幅にあります。

ストライクゾーン(変動幅)が広ければトレード回数も多いのです。

海外市場(2008/2/1)変動幅
通貨ペア 高値 安値 変動幅
ドル/円 106.72 105.76 96
英ポンド/円 212.35 208.81 354
ユーロ/ドル 1.4955 1.4784 171
英ポンド/ドル 1.9440 1.9645 295


では、GBP/JPY   GBP/USD  EUR/USD とはいったいどのような特徴をもった通貨ペアなのでしょうか?

いきなりこの3つの通貨ペアだけを説明してもわかりにくいので・・・

世界の3大通貨から順に説明しましょうd(^-^)

世界の3大通貨は  ドル  ユーロ    です。

ポンド
 は ユーロ の身内です。

EU連合の中心的存在なのだがイギリスは ユーロ を使わずに ポンド を使っています。

これはイギリスの歴史的背景なのか・・・真意はわかりません。

ポンド は ユーロ の身内ですが、暴れん坊将軍です。

インターバンク市場では GBP/JPY という取引がないのです。

GBP/JPY
 という注文を出せば、勝手に USD/JPY  GBP/USD という取引がされその掛け合わせた結果がGBP/JPY の
値として適用されています。

このせいで値動きが荒い・・・暴れん坊将軍になったのでしょう・・・と私は解釈しています。

さて、為替の世界では・・・何といってもやはり ドル が最強です。

そのために ドル主導 で動くことが圧倒的に多いのです!

だから、 USD を軸にみると EUR とその身内である GBP は同方向に動くのです。

EUR/USD
 が10ポイント下がれば・・・GBP/USD は30ポイントくらい(暴れん坊将軍ですから3倍くらい大きく
動きます)下がっています。

この場合、 USD/JPY は反対の動きをしますので、上がっているはずです。

ここで、たまぁ〜に上記で述べた動きをしない場面があります。
USD/JPY が上がっているのに EUR/USD と GBP/USD も上がる)

この現象が起きる理由(為替レートの仕組みから説明します)

世界に  ドル  ユーロ  ポンド    だけしかないと想像してみてください。

この4つの通貨を買ったり売ったりしているだけで、廻っているのだと想像してください。

ドル  =100
ユーロ=100
ポンド=100
円   =100

という全く同じ金額でスタートしたとします。

この時点では、全部 100 ですから 差益もありません。

今の円はダメだ!と判断されて、ドルが10買われました。

ドル  =110
ユーロ=100
ポンド=100
円   =90

で ドル で差がでます。

もっと ドル を買って  を落とそうとすると、逆に増えた ドル を売る動きがでます。

でも、  を下げたいという市場心理が働き ドル を増やさずに  を下げて差をつけたいという心理になります。

そこで使われるのが、 ユーロ です。

ユーロ を10買って  を 10 売れば

ドル  =110
ユーロ=110
ポンド=100
円   =80

これで 20 の差だった ドル が 30 の差になります。

こうなれば、 ドルユーロ の差は 0

ドルポンド の差は 10

ドル の差は 30 になります。

この差が、為替レートなのです。

例えば、 USD/JPY を123円台に乗せようとする動きがあったとします。

この場合、単純に ドル を買って  を売るだけでは 123円は無理です。

日本円もそんなに弱い通貨ではありません。

それを強引に ドル高円安 にするには、 ユーロ買い円売り を行なうことで円の総量を下げることで間接的に ドル/円 
が上がります。

こういう場合、USD/JPY も GBP/USD も GBP/JPY もEUR/USD も上がります。

しかし、普通は・・・ USD/JPY が上がっている時は GBP/USD や EUR/USD は下がっています。

こういった通貨の特性を知っていると、トレード中にこのシグナルサインは本当に正しいのか?と疑問をもった時の判断材料に
なることでしょう。


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